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人権擁護活動の推進及び人権尊重思想の普及高揚に寄与します

人権啓発活動

  人権擁護協力会では、このような地域の人権擁護委員の運動や人権の諸問題の解決に向けた活動を支援しております。

「人権のひろば 2019年3月号」掲載の人権啓発活動

中部ブロックにおける人権問題研究会への取組

人権擁護委員組織体はもちろんのこと、個々の委員においても、多くの人権課題やそれを取り巻く社会的状況を正しく理解し、相談活動や啓発活動、救済活動につなげていくことは基本的な問題として重要です。

活動報告写真 中部ブロックにおける人権問題研究会への取組人権擁護委員中部連盟(以下中部ブロック)では、毎年、東海3県(愛知・岐阜・三重)及び北陸3県(福井・石川・富山)に分かれて「人権問題研究会」を開催しています。

このようなブロックでの研修会等は、全国の各ブロックで展開されているのではないかと思っていましたが、中部ブロックにおける特色ある自主活動であることを最近知りました。

この研究会では、各県が今日的な人権課題や、組織体での取組状況や成果、課題を講演会、分科会、シンポジウム等を通して実践交流を図っています。本年度の北陸3県の富山県での研究会では、分科会の中で各県の様々な情報を得ることができました。例えば「人権の花運動」の取組を、花を栽培している農業高校との連携の実践や、保育園・幼稚園での啓発活動において保育を学んでいる大学生との連携の実践など、委員組織体だけではなく他団体との連携を通した啓発活動のあり方など大いに参考になりました。

東海3県では岐阜県が開催県となり、「子どもへの虐待・その理解と啓発」をテーマにシンポジウムと講演会を開催しました。シンポジウムでは、シンポジストの小児科医、児童相談所、児童養護施設の専門家を交え、子どもへの虐待の現状やその対策について理解を深めることができました。

このような中部ブロックの取組はスキルアップのための自主活動として重要な機会ととらえています。


この中部連盟の取組は、人権擁護局報(No.374号)において、名古屋法務局人権擁護部長・蔵田和彦氏が、「人権擁護委員中部連盟の特色ある取組〜東海3県及び北陸3県人権問題研究会〜」と題して、その経緯も含め詳しく述べられていますので参考にしてください。

(岐阜県連・事務局長 中村 正信)


楽しみながら人権感覚を醸成する啓発を

当協議会では人権教室・出前講座とともに、「小樽人権フェスティバル」の実施を重点事項として取り組んでいます。

同フェスティバルは、人権週間に関連した啓発事業として、12月の第1土曜・日曜日に小樽市内の大型商業施設の一角を会場として実施し、特設人権相談所も併設しています。

啓発活動としては、当協議会の1年間の活動の様子を写真で掲示することに加え、全国中学生人権作文コンテストの上位入賞者の作文を掲示し、さらに、上位入賞者を1日人権擁護委員に委嘱して、啓発活動にも参加してもらいます。

とりわけ、力を入れている取組は、折紙と切り紙づくりを通した啓発活動です。折紙は12月初めの活動であることから、サンタクロースを折ってもらうことを通して、子どもたちに「思いやりの心」の大切さを伝える活動として取り組んでいます。時には、お孫さんにプレゼントしたいと参加してくださる祖父母の方もあり、お孫さんのために心を込めて折ったサンタクロースを「やさしさをプレゼント」と記した台紙に貼ってお渡し、喜んでいただいています。

加えて、5年前からは、切り紙をメニューに加えました。この活動は、啓発活動強調事項の「(6)アイヌの人々に対する偏見や差別をなくそう」への取組として取り入れたものです。親子でアイヌ文様の切り紙づくりに参加する方も多く、美しい文様を切り抜く楽しさを、多くの方々に体感してもらう取組となっています。

活動報告写真 楽しみながら人権感覚を醸成する啓発を切り紙が完成するまで十数分を要します。この間に、北海道にはアイヌ語に由来する地名が多いことなどもお話し、北海道の先住民であるアイヌの人々が培ってきた文化、伝統に共感と理解を深め、アイヌの人々の人権問題についての関心を高める取組としています。

このような活動を通して、人権週間に関連した人権擁護活動を展開しています。

(北海道連・小樽協議会 小澤 倭文夫)


企業研修の取組

同和問題部会では毎年、朝倉地区企業内同和問題推進協議会総会の講演会において、人権擁護委員による企業研修を呼び掛けています。

そのような中、A企業より研修の依頼がありました。そこで平成30年7月、若年層を対象に一時間程度、セクシュアルハラスメントを中心としたハラスメントに関する研修会を実施しました。始めにDVD「あなたの職場は大丈夫?」を全員で見た後、グループ協議を行い、その後に全体会に移りました。その中で「良かれと思っていたことがセクハラになることもあると知り、意識を高めたい」や「相手を知るには、コミュニケーションが大切だ」など活発な意見が飛び交いました。

さらに8月には、中間層及び管理職を対象とした、パワーハラスメントを軸としたハラスメント研修を実施しました。

研修材料としてDVD「企業と人権」を使用しました。より充実した協議とするために「指導とパワハラとの境界について」というテーマでアンケート形式により各自記述していただき、それを基に協議に移りました。

さまざまな意見が出た中で「上司として日頃の信頼関係づくりは大切だが、若い人とのコミュニケーションは難しい」と言われたことが印象的で考えさせられました。

その後のアンケートでは、パワハラについて「よくわかった・ある程度わかった」と答えていました。また、研修目的である「働きやすい職場にするためには」という質問には、多くの前向きな回答が寄せられました。A企業の「積極的な姿勢と話しやすい環境」という土台が事前にあり、前向きな結果が得られたと思います。

活動報告写真 企業研修の取組同和問題部会は、同和問題解消に向けた啓発活動が主な目的ですが、企業の意見を受け止めた研修をすることにより、普段見過ごしてきた「人権」に気づき、考え、高められていくのではないかと思います。そして、同和問題の根本的な解消にもつながっていくのではないかと考えます。

今後も部会員4名ではありますが、啓発活動を通して自分たちの更なる研修として励んでいきたいと思っています。

(福岡県連・朝倉協議会 平田 洋子)



※以下の見出しをクリックすると過去の人権啓発活動内容の表示/非表示が切り替わります。

「人権のひろば 2019年1月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2018年11月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2018年9月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2018年7月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2018年5月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2018年3月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2018年1月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2017年11月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2017年9月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2017年7月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2017年5月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2017年3月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2017年1月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2016年11月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2016年9月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2016年7月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2016年5月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2016年3月号」掲載の人権啓発活動

「人権のひろば 2016年1月号」掲載の人権啓発活動

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